結婚記念日とは、結婚1年目から60年目(または75年目)にお祝いする欧米の習慣のことを言います。発祥はイギリスとされ、やがてアメリカに渡り、その後日本にも伝わり定着したと言われています。そもそもは、結婚5年、15年、25年、50年、60年目の5回だけのお祝いだったが、アメリカに伝わり回数が増え、現在では結婚20年目までは毎年、それ以降は5年毎の結婚記念日に名称が付けられています。
「欧米式」や「イギリス式」など名称は国や地域で異なりますが、共通して柔らかいものから硬いもの、価値あるものへと移っていきます。これは夫婦の関係が堅固で尊いものになっていくことを象徴しおり、その名称にちなんだ贈り物を夫から妻へ贈り祝う日とされています。
・指輪
婚約指輪や結婚指輪をプレゼントしたばかりでも、指輪のプレゼントを喜ばない女性はいません。いわゆる「スイートテンダイヤモンド」ほど豪華なリングではなくとも構いません。極細のエタニティリングなど、お手頃な使い勝手の良いリングを、記念日ごとに増やしていくのもおすすめです。
・ダイヤモンドやパールのアクセサリー
30年目に「真珠婚式」や60年目の「ダイヤモンド婚式」がありましたが、結婚をすると新しい家族が増えた分、冠婚葬祭などのイベントごとが増えてくるもの。エレガントな印象がありつつ品の良さも感じさせる、一粒ダイヤモンドやパールのアクセサリーなら使い勝手もよく、“きちんとした奥様”感もあるので、喜ばれるアイテムです。
・お花
思い出の花があればその花を飾るのがベストですが、奥様のお好きなお花、あるいはお好きな色や香り、あるいは結婚式のブーケに使っていたお花というのも喜ばれると思います。結婚記念日の年数とお花の本数をあわせた花束もおすすめです。
・ちょっとした旅行や、ふたりきりのデート
新婚旅行先へ再び訪れる旅というのも魅力的ですが、お子さまが小さなうちはふたりだけの時間を過ごすことは難しいものですが、1泊くらいの旅行ならご両親に預けて出かけることも出来そうです。日頃の感謝の気持ちを込めて、ゆったりした時間をプレゼントしてあげてください。
・手紙やメッセージカードなど
「いつもありがとう」や「これからもよろしくね」など、普段はなかなか口にできないようなメッセージの一言だけでも、女性はとてもうれしく感じるもの。きっと、言葉だけではない伝わる愛情を感じてくれるはずです。