一般的に、七五三が行われる秋には、代表的な花として菊が挙げられます。実は菊は中国原産で、後に日本に入ってから普及したそうです。
菊は古くから縁起の良い植物として扱われており、その象徴的な意味合いから、七五三の際には菊を贈る親御さんも多いといいます。
特に、菊の花びらの曲線は、大人が手を挙げ、尊敬と賞賛の念をこめてうなずく姿に似ているため、高貴な大人の象徴とされることがあります。そのような象徴的な意味から、「大人になっても気高く立派な人に育ってほしい」という願いを込めて、菊を贈る人が多いようです。
また、菊の花持ちが良く、長く美しい状態を保つことができるのも、魅力の一つです。
ダリアには、色や花言葉によって縁起のいいものがあります。
ダリアには「華麗」「優雅」「気品」といった美しい花にふさわしい花言葉があります。
花弁が反り返るように咲き、つる性のため茎に動きがある個性的な花姿のグロリオサ。
夏が最盛期の花ですが、近年ではハウス栽培で年間を通じて入手が可能となり、アレンジメントや花束に頻繁に使われる花となりました。花色もポピュラーな赤のほか、黄色やピンクなど、多彩に流通しています。
グロリオサという名前は、ラテン語の「見事な」という意味を持つ、[gloriosus]に由来しています。英語では「Glory lily(グローリーリリー)」あるいは「Flame lily(フレイムリリー)」とも呼ばれ、当時グロリオサを発見した人々がゴージャスな花姿に魅了された・花開くさまを燃えるような炎になぞらえてそのように呼んだことがわかります。
それもあってか、グロリオサの花言葉には「栄光」・「華麗」・「燃える情熱」・「勇敢」などのポジティブで明るいキーワードが並びます。贈答用のアレンジメントや花束に使うのに、ふさわしい花言葉を持っていますね。
この他にもよく見かける「バラ」や「ガーベラ」なども縁起もよく世界でも幅広く親しまれています。