松
1年を通して葉を落とすことのない常緑樹として知られ、「永遠の命」「不老長寿」の象徴とされています。
年神様が玄関から入ってこられるよう、玄関先の軒下や、玄関ドアに飾るのが一般的です。 また、神棚や床の間など、神様に滞在してほしいと思う場所に飾るのも良い方法です。
梅
早春に他の花々より先駆けて咲き春の訪れを告げる花で、「出世」「開運」の象徴です。
梅は中国原産の花木で、奈良時代初期に日本にやってきました。 厳寒の中で、ほかの花に先駆けて咲く香り高い梅は、中国では逆境に耐える人生の理想とされ、日本でも『万葉集』に多く詠まれ、縁起のいい花として愛好されてきました。
菊(マム)
古来より邪気を払い長寿の効能があるとされ、桜に並ぶ日本の国花でもあります。
菊は天皇の御紋に使われるほど品格があり高貴な花で、昔から「菊を飾ると福が来る」「菊を生けると良い子に育つ」ともいわれ、縁起の良い花とされています。 さらに「不老長寿」の意味をもつ菊は、おめでたいお正月飾りに使うのにうってつけのお花なのです。
蘭
胡蝶蘭、という言葉は「胡=あごひげ」のある、蝶に似た蘭、という意味です。 東西の歴史を見ても、蝶は「長寿」や「不滅」、「めでたさ」の象徴とされており、その蝶に似ているという事で縁起のいい植物として取り扱われてきました。
縁起がいい花言葉 胡蝶蘭は、名前の通り蝶が舞う姿に例えて、その名が付けられたといわれています。 「幸せが飛んでくる」「純粋」「あなたを愛しています」といった、とても縁起のいい花言葉を持っています。
南天
平安時代に中国から渡り、古来より鎮咳の生薬として、 縁起ものの木として日本で親しまれた植物。 それが南天です。 日本ではナンテンが「難転」~難を転じて福となす~に通じることから、縁起木として愛されてきました。
ナンテンの花言葉は、『福をなす』『よい家庭』。 まさに、新しい年のはじまりにぴったりの花言葉ですね。
葉牡丹
葉牡丹は、「祝福」「利益」「慈愛」など、お祝い事にぴったりの花言葉がつけられています。縁起のよい植物として、お正月の寄せ植えに昔から利用されてきました。
縁起もいいので家の中や玄関先にも飾ったりと人気です。 小さい葉牡丹もアレンジに使いやすく、カワイイので最近人気が高まっています。