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和を感じる

西洋のスタイルも日常に当たり前のように馴染んでいる今日この頃。
日本の文化的なものと融合して私たちの生活に溶け込んでいます。


日本の伝統を活かした素材などを使用してお花の良さと素材の良さを引き出すようなアレンジメントをお作りしてお届けしています。




素材には様々な物があります。

「竹」「和紙」「ちりめん」「漆器」など和を感じられる素材などを使用します。

和でありながら周りの空間に馴染むような素敵なアレンジメント。




日本の竹は「丈夫」「しなやか」など世界でも評価が高い素材です。

それでいて暖かみがあり他の素材との組み合わせでも組み合わせた素材を引き立てたりします。

使い込むほどに味が出て色合いも良くなったり耐久性もあることから昔から日本の生活には溶け込んでいる素材なのです。





和紙は昔から日本の生活には欠かせない物としてとても多くの物に使われてきました。

「傘」「障子」「屏風」「襖」など家には必要不可欠な素材でした。

今でこそ製紙技術が発達しパルプによる紙が多く使われています。

天然素材の和紙は、湿度が高い時には湿気を吸収し、湿度が低い時には湿気を放出する調湿機能を持っていたりします。

独特な暖かみや色彩豊かな和紙は花器に張り合わせて使われたり和をイメージしやすい素材と言えます。




ちりめんとは、縦糸にはほとんど撚り(より)のない糸を使い、横糸に強い撚りをかけた右より(右回りにねじる)と左より(左回りにねじる)の糸を交互に織ったもので、そのため精練すると布が縮み生地の表面にシボ(凹凸)が現れます。

主に高級な呉服や風呂敷に使われています。


京都府丹後地方の丹後ちりめん、滋賀県長浜市の浜ちりめんがあります。
現在、京都府丹後地方では原料の糸を絹から綿・化合繊に変えた丹後ちりめんも織られています。

越後ちりめんを産する現在の新潟県(上越市高田など)もちりめんの主な生産地の一つです。

テレビドラマ『水戸黄門』では、主人公水戸光圀は「越後の縮緬問屋の隠居で光右衛門」と名乗っているのを聞いたことあるのではないでしょうか。


そのちりめん素材で「リボン」や「花器」なども作られていてとても可愛い素材のひとつです。




漆器と言ってすぐ連想するものはいつも食卓に出てくるお味噌を飲む「お椀」

漆器も日本では古くから使われている物のひとつです。

値段も数百円の物から高い物では数十万円なんて物もあるんです。

色も渋い物から豪華絢爛な物まで幅広く御めでたい席でも使われています。

和風な花器としても人気が高く和室やお正月などにも合う素材として人気です。



こういった素材を使い色々なアレンジを皆様にお届けしていけたらと思います。